単著・編著・論文の正誤表一覧  謹んで訂正致します。

『改革開放萌芽期の中国――ソ連観と東欧観から読み解く』(晃洋書房、2023年)

  • 総論で不詳と記した人名に関して(1):金揮(1927年- )、韓維(1929-2010年)、王偉光(1950年- )、李鳳林(1935年- )
  • 総論で不詳と記した人名に関して(2):27頁の趙泓については、趙泓「従俄蘇文学到蘇聯東欧問題研究」(湯涛編『麗娃記憶――華東師大口述実録』(第五輯)上海三聯書店、2022年)に詳しいです。
  • 総論の『蘇聯東欧問題』に関して:当時を知る中国知識人のお話では、個々の学術誌の性格よりも個々の知識人の役割の方が重視されるべきではないか、とのことでした。つまり、『蘇聯東欧問題』は、政治とも関わっていた知識人の割合が多かったから重要だったと説明したほうが説得的だろう、とのことです。

『概説 中華圏の戦後史』(東京大学出版会、2022年)

  • 116頁側注7:1954→1930
  • 155頁:2004年には50万人規模の……→2003年には50万人規模の
  • 190頁側注1:行政委員長→行政院長
  • 223頁:麿→磨
  • 223頁:『新説……』→(2020)『新・図説……〔改訂版〕』

『超大国・中国のゆくえ 1 文明観と歴史認識』(東京大学出版会、2022年)

  • 23頁:反新文化のキャンペーン→新文化とは異なる主張
  • 50頁:(二〇〇三年)→(二〇〇二年)
  • 219頁注60:憲司→憲治

『中国、香港、台湾におけるリベラリズムの系譜』(有志舎、2018年)

  • 93頁:民主政治の開始(8)/1968年10月→民主政治の開始(6)/1968年12月 〈同個所に関する追加訂正〉「四徳」(四元徳)に関して訳出した個所は、張君勱がプラトン『国家』から訳出・引用した個所でした。前後の論証に影響はありませんが、誤読に基づく初歩的なミスです。お詫び申し上げます。 
  • 138頁:民主と自由→知識人の責任
  • 178頁:当時に→同時に

『憲政から見た現代中国』(東京大学出版会、2018年)

  • 目次
    第1章…民国初期…→中華民国初期
    第1章第4節 …清執…→清室…
    第5章第1節…制作…→…制定…
    第9章…経済学者と…→…経済学者の…

『対立と共存の日中関係史――共和国としての中国』(講談社、2017年)

  • 92頁:『東方雑誌』憲法特集号とトルコへの視線は並立関係で、前者に後者が含まれるわけではないです。誤解を生みやすい表記でした。
  • 177頁:『掃討報』→『掃蕩報』
  • 253頁:「七八級」や「七九級」→「七七級」や「七八級」、「七九級」

「海賊版書籍からみた近現代中国の出版政策とメディア界」(『アジア研究』第52巻第4号、2006年)

  • 事例研究を分析する際に、史料の誤読が一部にありました。訂正した内容は、中村元哉・劉傑『超大国・中国のゆくえ 1 文明観と歴史認識』(東京大学出版会、2022年)の第2章を御確認下されば幸いです。

『戦後中国の憲政実施と言論の自由』(東京大学出版会、2004年)

  • 別ページに掲載してあります。